03日 12月 2018 12月3日 2018/12/3 tagPlaceholderカテゴリ: 帰国予定 コメントをお書きください コメント: 4 #1 ck (火曜日, 04 12月 2018 05:04) 今回はiPadしか持ってこなかったので、ほとんど何も書かなかった。ただ、源氏物語の歌、特に#15聯(#435ー465)の歌のことをずっと考えていた。池田亀鑑が「藤裏葉」巻を第1部の終わりと読んだために、後世に多大な悪影響を及ぼしたテクストの重要な部分だ。 明石姫の入内にあたって、その後見者が紫上から明石になるところから、紫上の物語がここで終わると読んだことが致命的だったことになる。それはまた、物語の真の主人公を間違える事につながり、結局主題を掴めないという結果を導いた。 文学理解の根底にsignifier/signifiedの原理があることを認識しないテクストの分析では、作品の本質的な意味を掴む手立てがないことが、いつまで経っても判らない。 言葉の原理に、音声(音形)と意味の絶対的な関連性が、この時点(2018年12月)で学問的に認知されていないのだから、言葉の芸術である文学作品の「構造と主題」の切り離せない関連性が認識されないのも、当たり前だろう。 世の文学論でこの認識がない議論は、即座に捨てていい。そうした議論では、当たるも八卦当たらぬも八卦だからだ。 池田は「藤裏葉」の注釈の終わりに「附記」として、「この卷で源氏の第一部は光明裡に終わった」と書いている。「光明」の本質は、とうの昔に薄れているというのに! 589首の頂点に立つ#295、源氏が桂の別荘で詠う「光」は、既に霧がかかっているのを見逃してしまったからだ。これが、源氏物語の「構造」として見えなければ、物語の本質は捕まらない。「かくて藤壺の物語と、この卷で一應解消した二大貴族の確執の物語は、やがて第二部のテーマとして再生する・・・」という池田論は、源氏物語の核心を外してしまうのだ。恐ろしい誤謬! #2 ck (火曜日, 04 12月 2018 06:19) アメリカでネット検索していて見つけたこと: 水で車が走る! なんと水だけで車を走らせる魔術的な技術が、世の中では実験的になされていて、日本でもその原理を使って燃費をかせぐ実験が行われている。 理科の実験では、今まで水の電気分解では、水素と酸素を造るのにかなりのエネルギーが必要だとされてきた。ところが、水を電磁波で簡単にhho に分離できると判り、そのための装置が意外に簡単に作れることが知れた。アメリカのトラック運送会社が、この装置をつけて走り、凄い経費の節約ができているらしい。 なら、近々大逆転の「オイルショック」が起こり、世界経済は「崩壊」するのではなかろうか。数百ドルで、その装置(簡単な水素発生器と付属の管と電線)をつけると、たとえばホンダのシビックの燃費が、5−6割よくなる(30mpgから48mpg、ほぼリッター13kmから20km)というのだからすごい。 ぼくのデミオ・ディーゼルはリッター23kmだから、5割増しとなれば35kmも走ることになり、1リッター120円として、1キロ3円54銭で走れることになる。これを日本のメーカーが知らない訳がないのだが、どうして新車につけようとしないのだろう。 YouTubeでみると、発生させた水素をシリンダーの吸気口に送って小規模な水素爆発を起こさせている。副産物として当然トルクが上がり、ガソリン車ならハイオクを使わなくても結構力がでる。原理的には、どんなエンジンでも使えるから、この水素発生装置をコンピューターで制御すれば、ガソリンはほとんどなくても水だけで走れる理屈だ。だから、アメリカで実際水だけで走る車が実験的に既にある! 将来的には、エネルギー問題がほぼ解決する。ということは、石油産出国には大打撃で、世界の産業は、大革新するだろう。その時を見とどけたいものだ。 #3 ck (火曜日, 04 12月 2018 06:50) このトピックは面白くてやめられない。例えば、トヨタはクラリティとかいう水素で走る600万円の車を売っている。けれど、圧縮水素タンクを乗せ、水素ステーションに行かなければ補給ができないわずらわしいさだ。アメリカでも1000万円のev車テスラが売れているが、こんなのはあと数年でなくなるだろう。重い電池を載せなくても、水素発生装置は軽く造れる。 ぼくはもう少しでニッサンのevリーフを買ってしまうところだった。それを思い止まったのは、アメリカへ来てから知ったHHO装置の存在ではなく、リーフが来年40kwhから60kwhに筋力アップするという、いまロスアンゼルスで開かれているオートショウの情報だったのだ。恐らくは450万円ぐらいする新型リーフ2019が、数年後には馬鹿高い商品になる! なんて恐ろしい時代だろう。 思えば、『源氏物語』千年の誤読をご破算にしたのは、ぼくだ! 無尽蔵にある水は簡単に水素を取り出せる時代が、すぐそこまで来ている。 #4 ck (木曜日, 06 12月 2018 01:11) トヨタの水素車は、ミライという名前だと、このブログを見た友人が訂正してくれた。せっかちのぼくは、ロクに書いたものを読み直さない。だから上記のところどころに、誤字脱字はもとより、大きな間違いも多々ある。ご容赦を。 関西のどこかで「創生水」なる水素の入った水を造る装置を売っている会社がある。洗濯も食器洗いも石鹸が要らないという水を造る装置で、この水は油と混ざって乳化するので、ガソリンといっしょにシリンダーに送りこめば、燃費も稼げるという。エンジンやボイラーで燃やせば、熱効率が上がり一石二鳥、いや、一石♾鳥の効果をもたらす。 究極のエネルギー革命が、すぐそこまで来ている。モノづくり大国である日本が、この豊富な水資源を使って、高いオイルを買う必要がなくなれば、すごい構造改革が実現するだろう。世の中の原子力発電もすべて廃炉にできるのだから。 通産省がいま何をしているのか知らないが、こうした水素発生装置の開発を促進させているようには見えない。アメリカでは、スタンリー・メイヤーとかいう発明家が、1990年代に水素自動車を試作した直後に、オイルマネーマフィヤに暗殺されたとのこと。日本でも輸入石油で旨い汁を吸っている会社(と関わりのある政治家)が、通産省と怪しい関係を持っているのではなかろうか。自動車産業も一大変革を余儀なくさせられるから、どの会社も今は秘密裏に動くしかないのかも知れない。 近い将来、世界の金融・産業経済に大恐慌が起こるだろう。
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ck (火曜日, 04 12月 2018 05:04)
今回はiPadしか持ってこなかったので、ほとんど何も書かなかった。ただ、源氏物語の歌、特に#15聯(#435ー465)の歌のことをずっと考えていた。池田亀鑑が「藤裏葉」巻を第1部の終わりと読んだために、後世に多大な悪影響を及ぼしたテクストの重要な部分だ。
明石姫の入内にあたって、その後見者が紫上から明石になるところから、紫上の物語がここで終わると読んだことが致命的だったことになる。それはまた、物語の真の主人公を間違える事につながり、結局主題を掴めないという結果を導いた。
文学理解の根底にsignifier/signifiedの原理があることを認識しないテクストの分析では、作品の本質的な意味を掴む手立てがないことが、いつまで経っても判らない。
言葉の原理に、音声(音形)と意味の絶対的な関連性が、この時点(2018年12月)で学問的に認知されていないのだから、言葉の芸術である文学作品の「構造と主題」の切り離せない関連性が認識されないのも、当たり前だろう。
世の文学論でこの認識がない議論は、即座に捨てていい。そうした議論では、当たるも八卦当たらぬも八卦だからだ。
池田は「藤裏葉」の注釈の終わりに「附記」として、「この卷で源氏の第一部は光明裡に終わった」と書いている。「光明」の本質は、とうの昔に薄れているというのに! 589首の頂点に立つ#295、源氏が桂の別荘で詠う「光」は、既に霧がかかっているのを見逃してしまったからだ。これが、源氏物語の「構造」として見えなければ、物語の本質は捕まらない。「かくて藤壺の物語と、この卷で一應解消した二大貴族の確執の物語は、やがて第二部のテーマとして再生する・・・」という池田論は、源氏物語の核心を外してしまうのだ。恐ろしい誤謬!
ck (火曜日, 04 12月 2018 06:19)
アメリカでネット検索していて見つけたこと: 水で車が走る!
なんと水だけで車を走らせる魔術的な技術が、世の中では実験的になされていて、日本でもその原理を使って燃費をかせぐ実験が行われている。
理科の実験では、今まで水の電気分解では、水素と酸素を造るのにかなりのエネルギーが必要だとされてきた。ところが、水を電磁波で簡単にhho に分離できると判り、そのための装置が意外に簡単に作れることが知れた。アメリカのトラック運送会社が、この装置をつけて走り、凄い経費の節約ができているらしい。
なら、近々大逆転の「オイルショック」が起こり、世界経済は「崩壊」するのではなかろうか。数百ドルで、その装置(簡単な水素発生器と付属の管と電線)をつけると、たとえばホンダのシビックの燃費が、5−6割よくなる(30mpgから48mpg、ほぼリッター13kmから20km)というのだからすごい。
ぼくのデミオ・ディーゼルはリッター23kmだから、5割増しとなれば35kmも走ることになり、1リッター120円として、1キロ3円54銭で走れることになる。これを日本のメーカーが知らない訳がないのだが、どうして新車につけようとしないのだろう。
YouTubeでみると、発生させた水素をシリンダーの吸気口に送って小規模な水素爆発を起こさせている。副産物として当然トルクが上がり、ガソリン車ならハイオクを使わなくても結構力がでる。原理的には、どんなエンジンでも使えるから、この水素発生装置をコンピューターで制御すれば、ガソリンはほとんどなくても水だけで走れる理屈だ。だから、アメリカで実際水だけで走る車が実験的に既にある!
将来的には、エネルギー問題がほぼ解決する。ということは、石油産出国には大打撃で、世界の産業は、大革新するだろう。その時を見とどけたいものだ。
ck (火曜日, 04 12月 2018 06:50)
このトピックは面白くてやめられない。例えば、トヨタはクラリティとかいう水素で走る600万円の車を売っている。けれど、圧縮水素タンクを乗せ、水素ステーションに行かなければ補給ができないわずらわしいさだ。アメリカでも1000万円のev車テスラが売れているが、こんなのはあと数年でなくなるだろう。重い電池を載せなくても、水素発生装置は軽く造れる。
ぼくはもう少しでニッサンのevリーフを買ってしまうところだった。それを思い止まったのは、アメリカへ来てから知ったHHO装置の存在ではなく、リーフが来年40kwhから60kwhに筋力アップするという、いまロスアンゼルスで開かれているオートショウの情報だったのだ。恐らくは450万円ぐらいする新型リーフ2019が、数年後には馬鹿高い商品になる! なんて恐ろしい時代だろう。
思えば、『源氏物語』千年の誤読をご破算にしたのは、ぼくだ! 無尽蔵にある水は簡単に水素を取り出せる時代が、すぐそこまで来ている。
ck (木曜日, 06 12月 2018 01:11)
トヨタの水素車は、ミライという名前だと、このブログを見た友人が訂正してくれた。せっかちのぼくは、ロクに書いたものを読み直さない。だから上記のところどころに、誤字脱字はもとより、大きな間違いも多々ある。ご容赦を。
関西のどこかで「創生水」なる水素の入った水を造る装置を売っている会社がある。洗濯も食器洗いも石鹸が要らないという水を造る装置で、この水は油と混ざって乳化するので、ガソリンといっしょにシリンダーに送りこめば、燃費も稼げるという。エンジンやボイラーで燃やせば、熱効率が上がり一石二鳥、いや、一石♾鳥の効果をもたらす。
究極のエネルギー革命が、すぐそこまで来ている。モノづくり大国である日本が、この豊富な水資源を使って、高いオイルを買う必要がなくなれば、すごい構造改革が実現するだろう。世の中の原子力発電もすべて廃炉にできるのだから。
通産省がいま何をしているのか知らないが、こうした水素発生装置の開発を促進させているようには見えない。アメリカでは、スタンリー・メイヤーとかいう発明家が、1990年代に水素自動車を試作した直後に、オイルマネーマフィヤに暗殺されたとのこと。日本でも輸入石油で旨い汁を吸っている会社(と関わりのある政治家)が、通産省と怪しい関係を持っているのではなかろうか。自動車産業も一大変革を余儀なくさせられるから、どの会社も今は秘密裏に動くしかないのかも知れない。
近い将来、世界の金融・産業経済に大恐慌が起こるだろう。